マンションの専有面積は壁芯面積と聞きましたがこれは分譲会社が広く見せるためなのでしょうか？実際の面積が狭くなるのはなんか納得できません。

面積計算は戸建てが内法でマンションが壁芯となっています。

内法は壁から内側の部屋の広さそのものであるのに対し、壁芯は壁の中心で計算しているため実際の面積は狭くなってしまいます。ちなみにマンションの場合、実際の面積は５～１０％程度狭くなります。



これは建築確認の際の設計面積であり、実際の内法面積を測れないからとも言われますが、ご指摘の通り分譲会社にとっては広く見せる事ができるため都合が良い、というのも現実的な理由としてはあると思います。

なのでマンションの場合には出来る限り実際の物件を内覧してから判断されると良いでしょう。



また、注意点としては住宅ローン控除の適用面積などは内法面積ですので、壁芯でギリギリの面積の場合には控除対象から外れてしまう可能性があります。

ただ、これは不動産会社の担当者に住宅ローン控除が使えるかどうか確認すればすぐに分かるはずなのであまり心配されなくても良いかと思います。