不動産Q&Aトップ, >火災リスクの低い物件選びについて...

火災リスクの低い物件選びについて...

アメリカで大規模火災が発生しているのを見て物件選びに悩んでいます。これまでは駅からの距離など利便性中心に考えていましたが、どのような点に注意して物件選びをするのが良いでしょうか?

プロのアドバイス

アメリカ・ロサンゼルスの大規模火災が想像を絶する被害をもたらしていますが、日本でも近年では新潟県糸魚川市での大規模火災など住宅密集地での火災延焼被害が発生しています。どちらも共通しているのは、家屋や樹木の多い住宅かつ道路が狭い地域だったこと、大気が乾燥していたこと、強風が吹いていたことなどで、飛び火と言われる現象によって次々に延焼しました。物件選びに際しては火災ハザードマップを公開している地域であれば参考にするのが良いですが町田市は公開しておらず、近隣だと川崎市や調布市が公開しています。その他の地域では、区画が入り組んで隣家が近すぎないこと、道路が狭すぎないこと、消火栓など消防水利があること(赤い電柱状看板やマンホール等)などに注意しましょう。また、地域防災活動がしっかりしいている地域だと迅速な一次消火が行えるため、地域コミュニティについてもリサーチしておくことをおすすめします。

Q&Aカテゴリー