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雇用形態による住宅ローンの可否について...

現在の会社で働き始めて3年3ヶ月、5ヶ月前に時短での雇用契約からフルタイム勤務へと変わったのですが、
銀行に事前審査を出したところ全て断られました。年収は時短の時で190万円、現在は300万円です。勤続年数は足りてるはずなのですが。。

プロのアドバイス

銀行ローンの審査では勤続年数だけではなく、年収、雇用形態、既存借入れなど総合的に判断して審査されます。
銀行ローンの審査では審査の土台が年収250万円以上のケースも多く、300万円を切っている場合には審査が厳しくなります。
なお、借り入れ限度額は以下のようになります。

<年収300万円で35年、審査金利4%、返済比率30%の場合>
借り入れ上限は1690万円前後

<年収300万円で35年、審査金利4%、返済比率25%の場合>
借り入れ上限は1410万円前後

これは他の借り入れが全くないケースでの上限で、車のローンやショッピングローン、リボ払い、携帯電話の割賦販売などがその他借り入れに当ります。
これらがある場合には借り入れ額は更に下がる事になります。
今回のケースは雇用形態によるローンの可否というよりは、総合的に返済能力不足と判断されている可能性が高いかと思います。
フルタイム正社員で勤続年数要件を満たすか、自己資金を相当額用意しないとローンを組むのは難しいと思われます。

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