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大規模マンションと小規模マンションの違いについて...

マンションの購入を考えています。総戸数100戸を超える大規模物件から2、30戸の小規模物件までありますがどのような違いがあるのでしょうか?

プロのアドバイス

大規模マンションと小規模マンションの違いは以下のようになります。

<大規模マンション>
◯建物の共用施設が充実している(フロントサービス、敷地内公園、グルーミングルーム等)物件が多い。逆に不要な共用施設が余計な負担になるケースもある。
◯戸数が多いので管理費や修繕積立金の割り当てがやや少ない。値上げの影響を受けにくい。
◯敷地が広い分、元工場の敷地などのケースがある(周辺も工場など)。
◯管理組合の役員の担当機会が少ない。

<小規模マンション>
◯共用施設が少ない。
◯管理費や修繕積立金の負担が大きい。また、値上げ後の影響が大きく受けやすい。
◯住民同士のコミュニティを作りやすい
◯管理組合を運営しやすい
◯管理費滞納などの影響を受けやすい。

など、それぞれメリットもデメリットもありますが、立地、管理費等のランニングコスト、長期修繕計画などをしっかり確認することが重要です。
ただ、極端に戸数の少ないマンションは資産価値、維持管理費など様々な面でリスクが大きいので、それらリスクを納得した上でご検討するようにしましょう。

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