家の購入を検討中ですが、地震のニュースを見て心配になりました。耐震等級について教えてください。

耐震等級には3つの等級があり、建築基準法の範囲内を等級1、建築基準法の1.25倍の強さを等級2、建築基準法の1.5倍の強さを等級3となります。

階数が2階以下の木造住宅で耐震等級を判定するには、構造計算を行わない場合は、下記の①～⑥までに掲げる基準に適合していることが要求されます。ただし、耐震等級1の場合は①のみの適合でＯＫです。

①建築基準法での、必要壁量以上の存在壁量を設けること。

②準耐力壁等を含めた耐力壁の存在壁量が各等級による必要壁量以上であること。

③耐力壁線が住宅性能表示の規定寸法以下であること。

④存在床倍率が、必要床倍率以上であること。

⑤各部位の継手及び仕口が基準に適合していること。

⑥横架材の寸法が適切であること。