民法改正が審議入りしたと聞きましたが民法改正で不動産売買にはどんな影響が出るのでしょうか？

今国会で審議入りした民法改正で、不動産売買に大きな影響が出ると考えられているのが「瑕疵担保責任」についてです。

今回の改正によって「瑕疵」という言葉自体が使用されなくなり、「契約不適合」という考え方に変わります。これにより契約の趣旨、目的に適合しているかどうかでの判断となり、目的を達成できない場合にその程度に応じて「損害賠償請求」「代金減額請求」「修補請求」「契約解除」の４つの選択肢が用意されるようになります。