住宅ローン金利の直近の動向について教えてください。

４月１日現在、２０２５年４月時点の主要都市銀行の金利（中央値）は、変動型で０．６４４％、固定期間選択型（１０年）で１．８８７％となっています。変動金利型については０．４％台に上昇した後、一気に０．６％台まで上昇しているほか、固定金利も引き続き上昇傾向にあります。４月１日現在最も金利が低いのは、変動金利型でＳＢＩ新生銀行の０．４１０％、固定期間選択型（１０年）でＰａｙＰａｙ銀行の１．６３０％、全期間固定型は独自の金利引き下げを適用した場合、ＡＲＵＨＩが０．５１０％となっています。

今回は特に変動金利の上昇幅が大きい点が気になります。また、固定期間選択型（１０年）、全期間固定型の上昇傾向も続いており、住宅価格の高騰と合わせて購入時の選択幅が狭められてしまう可能性があります。

米国初の貿易問題に揺れる世界経済が金利にどのような影響を及ぼすのか、今後の金利動向に十分注意が必要です。