建築条件付き土地の広告を見ていると「３ヶ月以内に建物請負契約の締結」だったり、条件が新築戸建として思えないようなものも見かけますが何か基準とかないのでしょうか？

建築条件付き土地としての販売自体は法的に規制されるものではなく、公正競争規約第６条で広告について規制をしています。

その中では、

○建築条件付き土地である旨

○請負契約の締結期限

○建築条件不成就の場合の白紙解約

○設計プランに関する事項

　・買主のプラン採択の際の自由判断保証

　・当該プランによる建築代金

以上を明示することとされています。

なお、以前はこれに「締結期限は３ヶ月以内、停止条件に限る」というのもありましたが今は削除されています。



ご質問者様の質問内容で「新築としか思えない」というのは公正競争規約に違反する可能性があります。実際に建築条件付き土地としてして販売しながら実は建売、というケースで公正取引協議会より課徴金を課された事例もあります。

不動産広告は専門的な表記も多いため、何か分からない点や曖昧な点があれば不動産会社にしっかりと確認する事が大切です。