自宅が定期借地権のマンションです。新築時に割安感もあって購入しましたが、知人などから売る時大変だとか価格が暴落するなどと聞き不安になっています。早めに売却した方が良いでしょうか？

定期借地権のマンションは立地の割に価格が割安などのメリットから、数は少ないながら今でも分譲され続けています。定期借地権の契約期間は一般的に５０年～７２年と長いため、残存期間についてあまり気にしない人も多いでしょう。それよりも土地分の固定資産税がかからない、物件価格の割安感といったメリットの方が購入者目線では目立っている印象です。

ただ、定期借地権マンションの残存期間が３５年を切ってくると状況が変わってきます。一般的な住宅ローンの借入期間である３０～３５年を下回ってしまうためです。もし既に将来的なご売却を考えているのであれば残存期間を考慮して早めの計画を立てておくと良いかもしれません。