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急傾斜地崩壊危険区域とはどんな区域ですか?...

急傾斜地崩壊危険区域とはどんな区域ですか?

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急傾斜地とは、「急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律」で以下のように指定されています。
・傾斜度が30度以上あるもの
・高さが5m以上あるもの
・がけ崩れにより、危害が生じるおそれのある家が5戸以上あるもの、又は5戸未満であっても、官公署、学校、病院等に危害が生ずるおそれのあるもの

また、下記のような制限を受けます。
一  水を放流し、又は停滞させる行為その他水のしん透を助長する行為
二  ため池、用水路その他の急傾斜地崩壊防止施設以外の施設又は工作物の設置又は改造
三  のり切、切土、掘さく又は盛土
四  立木竹の伐採
五  木竹の滑下又は地引による搬出
六  土石の採取又は集積
七  前各号に掲げるもののほか、急傾斜地の崩壊を助長し、又は誘発するおそれのある行為で政令で定めるもの

なお、急傾斜地崩壊危険区域内の土地・建物の売買等にあたっては、法律に基づく制限がある旨を、重要事項として説明することが義務づけられています。

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