近所で定期借地権付きの中古一戸建てが割安で販売されている事を知り気になっています。
定期借地権の残存期間は３９年との事ですが、ローンの事やデメリットなど教えてください。

定期借地権の場合、まずは以下をご確認下さい。

◯定期借地権の地上権設定登記をする場合

　地上権設定登記をして借地料を年払いで支払います。購入者が地上権者となるので売買が可能。抵当権設定が出来るのでローンを組む際に有利になります。



◯定期借地権が賃貸借契約の場合

　借地契約を締結し、保証金と借地料を年払いで支払います。



上記どちらの場合でも５０年が借地期間となり、５０年経過後は自費で更地に戻して地主へ返還する事になります。



メリットとしては土地代がないので割安で購入出来る事、残存期間を考えながら必要箇所だけ修繕しながら住めば良いので修繕費を節約できる、などでしょうか。

逆にデメリットとしては、期間満了後は自費で更地にしなくてはならない事、期間満了後は何も残らない事などになります。