自宅の売却を考えているのですが、媒介契約はどれが一番いいのでしょうか？

媒介契約には以下の三種類があり、それぞれ特徴があります。



◯専任媒介契約

依頼できる業者が１社に限られるが自己発見取引は可能です。契約を結んだ翌日から７日以内に指定流通機構（レインズ）に登録して登録済み証を交付しなければならす、２週間に１回以上の割合で活動状況について文書で報告義務があります。



◯専属専任媒介契約

依頼した業者が見つけた相手方としか契約出来ません。自己発見取引も制限されます。契約を結んだ翌日から５日以内に指定流通機構（レインズ）に物件を登録、１週間に１回以上の文書による活動報告が義務づけられます。制限がきつくなる代わりに業者の責任も重くなります。



◯一般媒介契約

複数の業者に並行して仲介を依頼できます。売り手にとって有利に見えますが、指定流通機構（レインズ）への登録義務や活動報告の義務が無く業者の責任もゆるくなっています。

他社で契約になってしまう可能性があることから、業者によってはあまり広告費等をかけて熱心な活動をしない場合もあります。





現在最も多いのは専任媒介でしょう。

一般媒介は業者の責任も軽く窓口が多くなる事から売主の負担も大きくなりますし、専属専任は自己発見取引も制限される事から、そこまで業者に縛られたくないという方も多いのが実態かと思います。

いつまでに売りたいのか、信頼出来る業者かどうかなどを総合的に判断して決められることをおすすめします。