リフォームを前提にマンションを探していますが、構造によって向き不向きもあると聞きます。どのように見分ければ良いでしょうか？

古いマンションでは直床、直天井といって構造そのものに床や天井を貼っている場合があります。こういった物件は構造的に高さの拡張性がなく、配管の自由度が低いために水まわりを移動できない、梁などで間取りが制限される、といったケースが発生します。また、共用配管についてもメンテナンス性が低く、共用管交換などで多額の修繕費がかかる、通し配管で水まわり位置が制限されるといった事があります。

２０００年頃からのマンションであればほぼ二重床になっていますので、こういった構造的な制限は概ね大丈夫かと思います。

もし古いマンションを検討する際は、設計図書や分譲時の図面や構造などの資料を事前に確認し、思い通りのリフォームが可能かどうか確認するようにしましょう。