両親ともかなり高齢で病気や軽い認知障害なども目立つようになり、兄弟で近い将来の出来事として実家の相続について話すようになりました。不動産の相続にはどんな方法があるのでしょうか？

親が高齢になってくるとどうしても心配になってくるのが相続問題です。

特に相続人が複数となる場合には終活や事前の話し合いが大切になってきます。



ご質問頂いた不動産の相続方法ですが４つの方法があります。

まずは『現物分割』で、不動産をそのまま相続する方法です。これがいわゆるイメージ通りの相続方法になります。



２つ目が『代償分割』で、これは不動産は特定の一人が相続し、

他の相続人に対しては相続分を金銭で支払う方法です。

相続人の誰かが親と同居している場合などに多い方法です。



３つ目が『換価分割』で、これは不動産を売却・現金化して相続人で分割する方法です。

相続不動産を誰も使わないなどの場合にとられることが多い方法となります。



４つ目が『共有』で不動産を相続人全員で共有名義とする方法です。

この方法は相続が進むことで共有者が増えていき、

後々不動産を売却したり貸したりといった活用が困難になるケースが多く社会問題になっていますので出来るだけ避けたほうが良いでしょう。



不動産の相続に関しても当社で相談をお受けしていますのでお気軽にご相談ください。