家探しをしていてハザードマップを良く見るようになりました。ちょっとした疑問ですが、ハザードマップの区域内と区域外では火災保険料は変わるのでしょうか？普通に考えればリスクが大きい方が保険料が高いような気もします。

まさにご質問のような観点での火災保険の見直しが業界として進もうとしています。これは実際に水害等の被害にあった住宅の多くがハザードマップの区域内で発生しており、都道府県一律での保険料率というのが実態にそぐわない事が理由になっています。

すでに一部の保険会社でハザードマップ連動型の火災保険が導入され初めており、今後、大手保険会社も導入するのではと言われています。ハザードマップ連動型の広がり次第ではハザードマップの重みが更に増す事は確実で、区域内は物件は安いけどリスクが高く、保険料も高いといった状況が生まれます。また、リセールバリューの低下などが起きるかもしれません。そういった意味では今後の住まい選びにも変化が出てくる可能性があると思われます。