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同日に複数の申し込み。どう選ぶのが正解ですか?...

内見初日に複数の申込みが入りました。できれば高く売りたい一方で、成約後のトラブルやドタキャンは避けたいです。どの申込を選ぶのが正解でしょうか?

プロのアドバイス

うれしい状況のはずが、実は一番迷う場面ですよね。結論から言うと、「いちばん高い価格」よりも「いちばん確実にゴールできる申込み」を選ぶのが正解だと考えます。価格はもちろん大切ですが、私たちがゴールと呼ぶのは安全に決済・引渡しまで到達すること。そこに必要なのは「価格 × 確実性 × スケジュール適合」のバランスです。
まずは確実性。事前審査の有無と内容(金額・金融機関・団信条件)、自己資金の厚み、手付金の水準と入金時期。このあたりが堅い申込みは、途中で「音信不通」や「方針転換」になりにくいです。逆に、高値でも事前審査が曖昧だったり、手付の額が低すぎたり、条件が多すぎる申込みは、途中で息切れしやすい傾向があります。
次にスケジュールですが、買い替えや転居予定があるなら引渡し日や残置物の扱い、ローン特約の期限の切り方が合っているかがカギです。引渡しが大幅にずれる申込みは、仮住まいや二重コストが増えて、結局、差し引きマイナスになることもあります。
最後に、売主さまが「納得」できるかどうかもとても大切です。数字が僅差なら、やり取りの誠実さや決断力、内見時のフィードバックなど、買主の「人となり」も判断材料にしてよいと思います。

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